眼鏡・コンタクトレンズ

度数が合っていない眼鏡が眼精疲労や視力低下の原因となることがあります。しかし中には、白内障や緑内障といった疾患のサインとして、視力低下が生じている可能性も考えられます。初めて眼鏡を作る方はもちろん、眼鏡を作る際や、お持ちの眼鏡が古くなった際には眼科を受診し度数や視力のチェックを受けることをお勧めします。

コンタクトレンズは、目の中に直接入れる高度管理医療機器です。そのため誤った使い方をすると、角膜障害や感染症など視力低下や失明などの深刻な眼障害などのトラブルを引き起こしかねません。そのためコンタクトレンズは適切な管理が必要なものとして、心臓ペースメーカーや人工関節などと同じく高度管理医療機器に指定されています。定期的に健診を受け正しいケアを行うことが重要です。少しでも目に不調がみられた際は、コンタクトレンズを中止し眼科受診するようにしましょう。また、当院では目の健康を守る立場である眼科専門医として、処方箋のみの発行や処方に必要なデータ等の提供はいたしておりません。

コンタクトレンズのケア

コンタクトレンズは2種類あり、「ソフトコンタクトレンズ」と「ハードコンタクトレンズ」に分けられます。ソフトコンタクトレンズは使い捨てできるワンデー（1日）タイプをはじめ、ツーウィーク（2週間）タイプ、ワンマンス（１ヵ月）タイプがあります。ワンデータイプ以外のコンタクトレンズは、毎日適切な方法でケアすることが大切です。レンズに汚れなどが残ってしまうと、雑菌が湧いてしまう恐れがあります。コンタクトレンズは、清潔な手で洗浄・消毒しなくてはなりません。各メーカーから推奨されたケアグッズを使って洗浄・ケアすることで、目の健康を守りましょう。